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山手234番館から外国人墓地へ [横浜散策]

エリスマン邸横の通りの向かいにあるのが山手234番館です。
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関東大震災直後の昭和2年頃に建てられた外国人用の2階建ての共同住宅で、階段をはさんで左右対称に四つの住戸があります。
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玄関を入って左の住戸が創建当時の様子を再現したもの。
ドアを入ると居間になっています。
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居間をキャビネット側から見ました。
暖炉の脇に蓄音機とラジカセがあります。
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個室の一つ、三面鏡とミシンが置いてあります。
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1階の反対側の住戸は山手の総合案内に、2階の住戸は各種展示や会議などに市民活動に使われています。

山手234番館から少し歩くと外国人墓地前に山手資料館があります。
老舗レストラン勝烈庵グループのレストラン山手十番館の庭内にあり、明治42年に建てられた横浜市内に唯一現存する木造西洋館で、ガラスコレクションや横浜開港当時の資料が展示されてます。
今日は建物内に入りません。
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外国人墓地の外周に立てられていた説明には、
「もと増徳院の境内であったこの地は、安政元年(1854)2月、日米和親条約(神奈川条約)をむすぶため来日中のアメリカ使節ペリー一行のうち、客死した海兵隊員を葬ったのに由来し、横浜開港後、居留外国人の葬地となった。生麦・井土ヶ谷両事件の被害者を始めとし、明治初期、日本文化に貢献したワーグマン、モレル、ヘールツなどが眠っている。」
と記されています。
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横浜外国人墓地の正門(山手門)
右にあるのは資料館で、入館料は無料、開館時間は10:00~17:00、休館日は月曜日です。
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山手門を入って左にある第一次世界大戦記念碑
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ペリー提督が要求した「海の見える地」の条件に合っていた外国人墓地
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墓地内は非公開ですが、3月から12月の毎週土曜日・日曜日・祭日の12:00から16:00に募金公開されています(雨天を除く)。
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山手門から気象台脇の坂を2~3分歩くとアメリカ山公園につきます。
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アメリカ山公園には、みなとみらい線 元町・中華街駅改札階までのエレベーターとエスカレーターがあります。
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山手234番館(横浜市緑の協会):http://www.yamate-seiyoukan.org/yamate234.html

横浜外国人墓地:http://www.yfgc-japan.com/ 

 


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