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谷根千周辺_須藤公園 [小旅行]

東京メトロ千代田線千駄木駅近くにある須藤公園
中華料理店「天外天」の角をまがり、40mほど行くと公園入口になります。
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周囲を塀と鬱蒼とした樹木に囲まれた公園、藤棚の先に小さな朱色の建物がみえます。
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入口の須藤公園の説明には、
「江戸時代、この地は、江戸の郊外にあたり、加賀金沢藩の支藩である大聖寺藩の下屋敷でした。

屋敷は、閑静で敷地も広く、後に弥生岡をひかえ、前には遠く東京湾を隔てて房総半島の山々が望まれるなどの景勝の地でした。

庭園の規模はさほど大きくありません、起伏に富んだ地形を巧みに活かした回遊式の大名庭園が造られ、今日でも当時の大名の気風を偲ぶことができます。

地泉内には、約30坪(約100㎡)の中ノ島があり、古くから弁財天の祠堂が祀られ、燈篭と玉石敷きの州浜が風趣をそえています。 

明治維新後、長州(現在の山口県)出身の政治家、品川弥二郎(1843~1900)の邸宅となり、その後、明治22年(1889)実業家の須藤吉右衛門に買い取られ、庭園は、須藤家屋敷の一部として、大名庭園の旧態を損なわないよう保存されました。

昭和8年(1933)須藤家から公園用地として、東京市に寄付され、市は山水の補修と公園として必要な施設等の整備を行いました。 昭和18年(1943)東京市は東京都となり、昭和25年(1950)公園は、文京区に移管されました。 区は、池や滝などの改修を行い、区民に親しまれ活用される公園とするために造園を行いました。

公園名は、須藤家の厚意を伝えるため、名付けられたものです。」と記されています。
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公園の見取図、公園の面積は4,824.82㎡、起伏に富んでいるため、公園内は多くの階段で結ばれています。
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中ノ島を結ぶ橋と弁財天が祀られている祠
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祠を橋のたもとからみました。
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祠の扉に貼られた弁財天の豆知識
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中ノ島から階段を上っていくと、須藤の滝からの流れ上に架かる橋があり、奥の方に滝がみえる。
滝の水はもともとはわき水を利用していたが、水が涸れたので、池の水をポンプで循環させているとのこと。
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公園の上からスベリ台のある方向をみました。
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公園の上(ブランコのある所)から中ノ島をみました。
(20100929-s10)
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文京区役所文京区の観光案内:
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_shiseki_garden_sudokoen.html

文京区役所文京区の公園:
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kouen_annai_kuritukouen_kouen_sudou.html




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